こんにちは。
Le GRAND CLOSET de PARIGOT/MAN　GINZA SIXのきむです。
 
今回はLARDINI(ラルディーニ)のスーツのご紹介です。
極めてソリッドな梳毛生地の無地ネイビーということで、非常にベーシックがゆえに、コーディネートの選択肢が幅広すぎて逆に悩むという方も少なくありません。
 
今回は秋冬でも取り入れやすいすいようなアズーロ・エ・マローネのスタイリングをご紹介いたします。
 

アズーロ・エ・マローネとはイタリア語で青と茶の組み合わせという意味で、イタリアのファッションピープルの中では基本とされる配色の一つです。
ベースのネイビーに対してブラウンを足し算していきますが、その際に素材感を揃えていくこともポイントです。
 

今回はマットな生地のスーツのため、インナーも色が馴染むサックスブルーをチョイス。
タイも色数を増やさないように同配色のものですが、少し茶目っけを入れてデコラティブなペイズリーを選びました。
 
そしてポケットチーフはテンションポイントとなるように、逆に光沢があるもの、そして爽やかなブルーをチョイス。
全体の足し引きをうまく調節していくことで、基本を押さえ悪目立ちしない、そして地味すぎない塩梅のスタイリングに仕上げることができます。
 
遊びを入れる面積は全体の1割程度にすることがポイントです。
 

カーディガンの肩掛けは、ややファッション的すぎるかもしれませんが、薄手のものを1つ持っておくとインナーとして重宝します。
スーツにインするベスト代わりに使えて便利です。
ジャケットを脱ぐシーンなどでもシャツのみのラフなスタイルにならないため、ファッション的にもお勧めです。
 
タイドアップが始まる季節が近づいてきましたので、ぜひご参考にしてみてくださいね。