銀座店で人気沸騰中のCFCL(シーエフシーエル)。メンズにも人気の理由とは?デザイナー高橋悠介氏に直接解説いただきました!

2024.04.26

きむ

ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ / マン ギンザ シックス店

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皆さんこんにちは。
 
Le GRAND CLOSET de PARIGOT / MAN GINZA SIXのきむです。
 
今回私が紹介させていただくのはこちら。
 

老若男女問わず絶大な人気ぶりのCFCL(シーエフシーエル)
 

今回、ルグランドクローゼットドゥパリゴ / マンでのCFCLお取り扱いスタートや、4FにあるGINZA SIX店でのウィメンズのお取り扱いにあたり、勉強会を開催していただきました。
なんとデザイナーの高橋悠介様に直接解説していただくという貴重な機会に私も参加させていただきました。
店頭の商品の紹介を交えながら、解説してまいります。
 
まずデザイナーの高橋様より直接伺ったブランドの成り立ちのお話から。
 

CFCL(シーエフシーエル)とは、「Clothing For Contemporary Life」、「現代生活のための衣服」という言葉の頭文字です。
 
世の中には自分の名前を冠するブランドが多いですが、19年立ち上げの際に服を取り巻く環境問題が取り沙汰された年でした。
世界的にみても環境負荷の高い産業というレッテルがある中で、当時自分がブランドを立ち上げるにあたり、社会的に意味のある服を作りたいという思いが強かったのです。
現代生活のための服とは、という切り口からクリエイションをはじめました。
 
その上でCFCLにとって重要な3つのキーワードがあります。

1.ソフィスティケーション
ニットとはそもそもカジュアルな物です。逆にニットをどれだけ洗練(ソフィスティケーション)させていけるか。
タキシードやオケージョンの服をニットで作るように、朝起きた時に着ているパジャマからビジネスウェアまで、ニットから離れたウェアでも洗練された物づくりをしたいです。

2.コンフォートイージーケア
洗える事が大切です。プリーツプリーズイッセイミヤケが世界でなぜ人気かを、イッセイミヤケ時代に学びました。
パリコレというステージでは様々な素材を求められますが、ニットウェアで勝負しており、ほとんどの服が洗濯機洗い可能です。
またストレッチがあり体型を選ばないことも大切です。

3.コンシャス
サスティナビリティとサプライチェーンの透明性を重要視しています。
製品を作る上で温室効果ガスを計測していたり、アパレルでは日本初のB Corp認証取得や、リサイクル素材2030までに100%にする目標を掲げて活動しています。″
 

逆に現代の生活に必要のないディティール、ミリタリー、トラッドなどからはデザインをあまり引っ張ってこないとのことでした。
ジャケットのボタン、フラップ、ベルトループなど、現代生活において省けるものは徹底的に削ぎ落としたデザインを意識されているそうです。
その分編みつづきでデザイン切り替えなどを取り入れて、シンプルながら1枚で着られるウェアを作成されています。
 
高橋様のブランドへかける想いや、衣服を通じて社会に何をもたらすかという熱意、コンセプトに沿った物づくりを直接伺うことができ、心から素晴らしいブランドだと感銘を受けました。

 
直接お話しいただいた商品の説明はかなり専門的でマニアックな説明になりますので、少し分かりやすくかみ砕いてお伝えしていきます。
 

67%オーガニックコットンと33%リサイクルポリエステルを使用したシャツ。襟の部分は別シリーズと合わせた今シーズンのカラーチョイスです。

ポケットはダレてこないように、あえて別種類の耐久性の高いニットの別生地を取り付けています。

前たては襟部分で広がるデザインになっており、第1.第2ボタンを開けて着用しても裏から前たての端が見えないように作られています。さらに開いた襟も美しく広がります。
見えない部分にも一捻り工夫がなされたデザインです。
 

最も人気の高いフルーテッドシリーズのパーカーです。
リブ編みと針抜きのリブ編みを交互に編み変えることで縮み具合の違いから、特有の絞りのようなデザインが生まれます。
 

着用の3のサイズは179cm、62kgの私の体格で細身に着る事ができますが、リブのがかなり伸びるため、体格の大きい方でも着用可能です。
着心地は肉厚があるのに軽く、やや生地のストレッチによる締まりを感じます。
 

こちらのフーディジャケットはミラノリブで編まれています。ミラノリブは横に突っ張る力が働く織り方のため、素材が伸びにくく耐久性が高いです。ちなみにパンツ、ジャケットはミラノリブの編みが多いです。
 
同じ3のサイズでもややゆったりとしています。
着用感は、意外にも手触りの割に軽く感じます。
 

こちらは5のサイズ。さらにゆったりシルエットでお召しいただけます。
 

メンズレディース問わずお使いいただけるストラータバッグ。
 
ストラータとは地層の意味で、タック編みと針抜きリブの組織違いで交互にできる段差が地層のようであることから名付けられています。
高橋様曰く、小物はテクスチャーが重要なので、質感にかなり拘られているそうです。
 
また、お手入れやお取り扱い方法についての解説です。

基本的にニットは掛けた状態だと自重で平均5%ほど伸びていくそうですが、CFCLのニットは伸びるのを前提に短い丈で設定するなど工夫もされております。
丈の長さは洗濯時の干し方でも調節できるとの事で、平置き干しにするか、掛けて干すかでかなり変わるので、お好みで調節してみてくださいね。
 
最後に、銀座MANのスタッフで高橋様を囲みパシャリ。
 

デザイナー高橋様の丁寧なものづくり、そして直々に解説いただいたあたたかさに感銘を受け、ますますCFCLというブランドに愛着がわきました。
このブランドの魅力をお客様にお伝えしていきたいです。
 
是非一度店頭にてCFCLのラインナップをご覧くださいませ。
 
 

 
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〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 5F

Ginza Six 5F, 6-10-1 Ginza, Chuo-ku, tokyo 104-0061, Japan

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