イタリアファクトリーブランドの雄”ラルディーニ”。
1993年に設立してから、テーラード業界を牽引してきたラルディーニは、世界的にもファンが多いブランドです。
ブランド設立前にOEMとして30年近く世界の名だたるメゾンブランドを担当して得た高い縫製技術はコレクションに存分に生かされています。
30年もの月日を積み重ねてきた縫製技術で一着ずつハンドメイドするだけに留まらず、イタリア屈指の生地ブランドであるロロ・ピアーナ、エルメネジルド・ゼニア、チェルッティなどの生地を採用し、素材そのものにも存在感を持たせるのはラルディーニの特徴の一つでもあります。
生地の調達に必要とされるノウハウや人脈をOEM時代に着々と積み上げてきたラルディーニならではの強みをいかし、コレクションへと反映させています。
上質な生地を使用したテーラードジャケットは柔らかく非常に軽い仕上がりで、着る人を虜にしています。
ジャケットのラペルに施された花形のブートニエールは、ラルディーニを象徴するシンボルの一つとなっています。
このディテールは、70年代のヌーベルバーグ(新しい波)のピンにヒントを得たもので、男性的な享楽主義とモダンなロマン主義を表現しているそうです。
伝統の名残と言われるフラワーホールを、現代的な解釈でデザインされたラルディーニらしいディテールです。
ラルディーニの十八番は「アンコン・ジャケット」です。
アンコンジャケットとは、芯地や副資材を省いた一枚仕立てのジャケット。
古くはアットリーニ、ボリオリ、カンタレリが切り開いて来たテーラードジャケットのスタイルです。
これらアンコンジャケットはカジュアルな雰囲気になりやすいですが、ラルディーニのテーラードはそうではありません。
副資材を使わずに、ジャケットのきっちり感を出すためにはパターンや縫製において非常に高い技術を要するのですが、数あるイタリアファクトリーの中でもラルディーニはその技術の先端を走っています。
着心地はライトなのにカチッと見せてくれる、オンオフ兼用するには非常に嬉しい優れものです。
大人気のリブニットジャケット。
カジュアルな装いながら、パターニングにより程よくきちんと感があります。
他のニットジャケットにはないラグジュアリーな雰囲気が魅力です。
アイコンのブートニエール。
生地の配色にあわせて最適なブートニエールが配されています。
今季のベージュのジャケットには、ボディに馴染みやすいアイボリーカラーが付属。
太めのリブニット素材を使用。
程よい厚みがあり、しっかりとした伸縮性のある生地を使用。
のびやかで非常にストレスフリーな着心地です。
前述したラルディーニが最も得意とするアンコンジャケット。
タイドアップしてもこれほどのきちんと感を見せてくれるテーラードジャケットですが、着心地は非常にライト。
そのストレスフリーな着心地は病み付きになること間違いなし。
ネイビーのウインドーペンチェックの生地にはネイビー×ブラウンのブートニエールをラペルにオン。
タイのカラーをブートニエールのカラーをリンクさせるなどのこだわりを持つと小粋で◎ですすね。
ヘリンボーンのジレとテーラードジャケットのセットアップスタイル。
ジレをインするだけで身頃の印象がグッと変わります。
もちろん、色柄の違うジレとジャケットを組み合わせるもの◎。
ジレはイタリアで「ベスト」の意味を持っています。
イタリア人は、このアイテムの使用によって自分のスタイルの見え方が大いに変わると考える人が多いようです。
ラルディーニもジレに力を入れており、着心地を考慮して製作されたニット地のデザインなど幅広いラインナップを展開しております。︎
グレーのブートニエールの中心はイエロー。
ヘリンボーンの生地にのったイエローのストライプとカラーを合わせたこだわりの配色です。
ニットジャケットなどの快適性は、コートにも反映されています。
伸縮性がありながらも、防風を可能にした編み方など、生地へのこだわりを持つラルディーニならではの仕上がりです。
フォーマルシーンに最適な端正な顔立ちのアイテムがラインナップしています。
ベーシックなスタイルのチェスターコートは、もちろんカジュアルシーンでも活躍します。
ほどよくシェイプされたスタンダードなシルエットは大人の色気をグッと高めてくれます。
ワードローブに加えたい一着ではないでしょうか。
襟の立ち上がりが綺麗です。
ボリュームのあるマフラーをインして襟を立てて、顔周りに変化を加えて着用するのもオススメです。